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まずは、幾つかの事実を再認識してもらわねばなりません。


1、最大手の経済系メディアの調査によると、中堅企業の経営者が情報を入手する手段は、ネット検索が、38.5%で、2位のビジネス雑誌21.8%を大きくひきはなし、設備や仕事の依頼の際には、ネットで探した会社の営業マンの人柄が決断のきっかけとなっているという事実です。

自社が、製造業だからといって、ウェブマーケティング技術を習得しないのは、多くの新規顧客獲得のチャンスを最初から放棄しているのと同じ事です。


2、グーグルがいまやサイト検索を独占しているのはご存知のとおりです。      

この検索エンジンは、アルゴリズムで動いているのですが、これを逆解析して、アクセス数を増やす、SEO対策が今までは有効でした。これは、世界中の情報を整理整頓して、ネットに提供するというグーグルの基本概念に反します。
そこで、2012年4月24日に、ブラックハットSEOをおこなっているサイトの検索順位を下げ、ホワイトハットSEOをおこなっているサイトの検索順位を上げることを目的として、ペンギンアップデートがおこなわれました。これにより、ユーザーに対して全く役に立たないサイトを排除し、これにたよって利益をあげていたサイトオーナーは大打撃をこうむりました。
更に、2012年7月には、オリジナルのコンテンツがほとんどまたは全く存在しないサイトが上位に表示されないようにしました、これは、パンダアップデートとよばれ、検索ユーザーが、本当に求めている情報を見つけるまでの時間を大幅に短縮しました。
そして、2015年5月、ついに、ホルスタインアップデートと呼ばれる画期的な検索方法に切り替えられたのです。今までに多大なサイト解析情報を蓄えてきたグーグルの検索アルゴリズムは、そのサイトページが保有する、情報の奥深さ、情報の提供ソースの多さを、97%の確立で推定できる様になりました。これにより、従来のSEO対策は通用しなくなり、本当に検索者がさがしていると推測される有用な情報を豊富に提供し続けるサイトが、検索順位のトップにならぶこととなったのです。


これは、画期的な改革であると同時に、まっとうな経営者にとっては、

最高のチャンスです。

2015年5月にアクセス数に大きな影響を与え、ネットは騒然となりましたが、アルゴリズムは日々情報を蓄えていきます。これから更に、このアップデートの効果が日々濃いものとなってゆくでしょう。情報の質が問われるので、必ずしも大手のサイトが有利とはいえなくなってゆきます。他にないコンテンツであり、その質まで精査されるということは、新しい技術、商品、売り方、などが、上位にならぶ可能性が大です。


3、戦後の日本の工業の歴史は、海外からみれば、価格破壊の歴史

と見えるでしょう。もちろん、テレビ、シャープペンシル、マグネトロン、高性能な車、ネオジム磁石、フラッシュメモリ、青色発光ダイオードなど、根本的な価値の創造にも成功していますが、同時に、積み上げ算式の価格設定が、当然の様に行われています。

これは、海外のマーケティング専門家が
当時の日本に激怒したと云われる所以です。

敗戦の厳しい時代であったからということもありますが、数々の画期的な発明や、開発品を、いくらでつくれるから、いくらで販売して、いくら稼げるといった発想で事業を開始するのです。

ところが、海外の価格の付け方は逆です。

この商品の市場価値はこれだけだからと、マーケティングすることから始めます。

売り方もまったく同じです。売り方Aならいくら、売り方Bならいくらと、想定顧客毎のその商品の価値を推測し、高い市場から販売を開始し、価格がとれない顧客には、強い願望 ウォンツとして残しておきます。当然開発者にも、経営にも、高い還元ができますので、開発者が、会社が、次の商品を開発できるだけの時間と費用が稼げるわけです。でも、

そんな画期的な商品を、日本人は最初から量産ベースで販売しますので、

会社の将来、国の将来を考えているのかと、理解できないのです。

いかに創造力、開発力が豊かな日本人といえど、厳しい資金状態の中で、画期的商品開発をすることなど、そうはできません。


そこで、自らきづきあげた高いウォンツ、そう、たとえば、あこがれの車を、

FF(前部エンジン前輪駆動車)にオートマに変えてしまったのです。


最初に開発された自動車の原型は、FFでした、それは作り易かったので当然のことです。FFは当時大衆車として、販売されていて、人々は、FR車にあこがれながらも、安いFF車で我慢していました。中流階級が増え、FF車の販売台数が増えてくると、日本もFF車をマツダが開発し、ヒットします。ここまではよいのです。ところが、本田が、FR車よりFF車の方が運転性能がよく、かつ安全だと広告しはじめました。

当時F1で活躍していた本田がいうのですから、

このうそが日本では、本当になってゆきました。

でも、F1にFFを出さない本田に矛盾を感じている人もいましたが、やはり少数派となっていきました。現在でもそうですが、高級車はFRです。スポーツカーもFRです。本田が、2015年4月2日 社内アンケートから始めた楽しい車 クルマの楽しさをストレートに提案した車 ホンダS660は、MR、つまり、後輪駆動のマニュアルミッション車です。しかも、価格は、約200万円の軽自動車です。製造は八千代工業、ホンダ系列の部品メーカーです。通常のラインではありません。


これは、ほんの一例です。住宅、家電、ありとあらゆる工業製品にみられる

構造変化です。そして、それに気づき修復しようとしても、もはや、

大手の製造ラインでは、採算がとれず、小さな企業に頼らざるを得ないのです。



4、人々は、皆と同じ家に住み、皆と同じ服を着て、皆と同じものを食べるのが、

一番経済的であることを知っています。

ところが、当然なことに、ここだけは譲れないという人々が声をあげだします。
ネットには、その手の主張があふれています。いままでは、そういう人が意見をいうと、ふくろだたきにあっていましたが、だんだんその人に共感する人が生まれだし、普通でないことが、認められるようになってきました。また、反論していた人が実際に論点をためしてみると、なるほど、これは楽しい、素晴らしいと、コメントすることも多くなり、


こういう人々は、そのこだわる事柄について、極めて高い知識と情報を

もっているのにも驚かされます。


世界中の教育が、生徒の弱点をみつけ、それを補うことに注力した中で、また、他と同じ価値観や、行動を規律として教え込まれ、学問全般に秀でていないと、優秀な専門大学にすら進めないという、矛盾した受験戦争の中で、これらの人々が、経済的弱者である場合が多いのも事実です。でも客観的に考えてみると、弱者のたわごとと、とらえられていたことが、


実は、本質をついていた、など、当然のことでしょう。

ここまでの、事実を再認識し、客観的に考察すると、ニューエコノミー時代に求められているウォンツが何なのか、見えてくると思われます。幸い、日本は、99.7%が、中小企業という珍しい国です。ニッチな市場でも、十分にその生産能力を満たせるでしょう、しかも、海外への生産拠点の移動で、いま、あなたの企業が生き残っている事自体が、価値なのです。



しかしながら、現在、起業した会社の96%が10年以内に廃業に追いやられて

いる事実を忘れてはいけません。ではどうすればよいのか、

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